初心者の為のガットのテンションの決め方
どうもバドマツです!
前回まではラケットやガットの選び方について書いてきました
今回はガットのテンション(張る強さ)をどのくらいにしたらいいのか。
を書いていこうと思います
テンションを決める前に・・
まずテンションを決める前にあるところを見る必要があります。
それは・・ラケットに書いてある適正テンションです!
ちなみにテンション・張力の単位は”ポンド(Lbs)”を使いますが、
ラケットによっては19-24Lbsと書いてあれば、20-27Lbsと書かれているラケットも有ります。
これはシャフトに書いてあるものもあれば、キャップに書いてあるものも有ります。
一般的に上級者向けラケットほど適正テンションは高めに設定されています。
この適正テンションを超えて張れば、メーカーからの保障は無くなりますし、
下手すればラケットが変形してしまう可能性も高くなりますので、
くれぐれも注意してくださいね。
適正テンションを下回って張ることに関しては問題はないので安心してください!
ガットを張る強さの特徴
適正テンションが分かったら次はガットを張る強さについてです。
弱く・強く張ることの特徴をまとめてます。
ガットを弱めに張る
まずは弱く張ることの特徴としては
テンションを弱く張れば球の接触時間が長くなるので、シャトルは飛びやすく、
コントロールはしやすくなります。
ですが、長い分だけ力が間延びしてしまうので、スピードは出にくいです。
ガットを強く張る
次にガットを強く張ることの特徴としては
特徴としては弱く張ることの逆の効果が得られます。
しかし、前提としてガットを強く張れば張るほど技術や振りぬく力が必要になってきます。
なので、力がない・バドミントンに慣れてない人が強く張れば張るほど、ラケットから身体に来る雑振動は多くなり、肘や肩への負担もおのずと多くなり、怪我しやすくなります。
ガットを張る強さを決める
さて、ガットを張る強さの特徴が分かった所で次はいよいよテンション決めです。
とはいっても年齢によっても力の大きさや体格が変わるので、
ぱっと見でわかる表を作りました
上の表をもとに、
小学生なら17.5Lbs 中学生なら20.5Lbs 高校生なら22.5Lbsを基準と考えて
強く張るか弱く張るかを決めていけばより自分に合うテンションを見つけやすくなるはずです!!
テンションを強く張れば良いって訳じゃないですからね!!
ガットとテンションの関係
ガットの太さとテンションについてです!
前回の記事でガットの選び方について書いていきましたが、
今回のテンションと組み合わせていきます!
細いガット |
太いガット |
|
ショット |
速いスピードで打てる |
打ちごたえのある(強い)ショットが打てる |
耐久性 |
低い(切れやすい) |
高い(切れにくい) |
- 細いガット×低テンション
=より飛ばしやすく! - 細いガット×高テンション
=耐久性は落ちるがシャトルのスピードは格段に速くなる! - 同じテンション(例:20Lbs)で細い/高い場合
前回と同じテンションでガットを太く
=耐久性は上がるが、飛びにくくなる
つまりガットを太くする場合は普段よりテンションを上げて、
細くする場合は普段よりテンションを下げる必要があります!
ガットの張りかえ時期
あと、ガットを張るという事は張りかえることももちろんあります!
張りかえ時期についてご案内して終わりにしようと思います。
張りかえ時期はガットを張ってから”最長3ヵ月”です!
これは3ヶ月間使ってても使ってなくてもです!
ガットは消耗品で、時間が経てば経つほど反発性能を失っていきます!!
張り替えのサインとしては
- シャトルの飛びが悪くなったとき。
- 打球音が鈍くなったとき。
- 打球感がいつもより固いと感じたとき。
- 縦横のガットが重なる部分にくぼみができたとき。
- ガットに変色、退色がみえたとき。
以上のような兆候が出てきたらガットが切れる前に張り替えをオススメします。
最後に
ざっとテンションの決め方はこんな感じになります。
あくまで一般的な表などなので、ガット同様、使い込んで、自分に合うテンションを見つけていく必要はありますが、最初はこんな感じでいいでしょう!
では楽しいバドミントンライフを!!
次の記事でお会いしましょう!
前回の記事